日立公共システムは25日、自治体ホームページの情報発信を支援するソリューション「4Uweb(フォーユーウェブ)Webユニバーサルデザインソリューション」のラインアップに、自治体向け子育て支援情報提供サービス「4Uweb/Touch(タッチ)」を追加、同日より販売を開始した。

「4Uweb/Touch」は、予防接種スケジュールの自動作成およびスマートフォン・携帯電話へのメール通知、子どもの成長記録のグラフ表示、子育て関連施設の検索などを備えたもの。同サービスの導入により、自治体は子どもを持つ住民に対し、妊娠期から就学期までの子育てを支援することが可能となるという。このサービスは、日立システムズの製品「自治体向け子育て支援モバイルサービス」を活用して構築されている。

また、予防接種関連の問い合わせ減少などにより、職員の作業負荷も軽減。定期検診スケジュールの作成といったオプション機能も備えており、子育て支援だけでなく、成人や高齢者の健康推進の支援にも展開することができる。

同サービスは、「4UwebWebユニバーサルデザインソリューション」を導入していない自治体でも単体で導入可。一括導入意外にも、要望や予算に合わせて利用する機能を選択可能となっている。

なお、販売価格は初期導入費用は105万3,000円(税込)~、標準機能の利用が月額2万2,950円(税込)~。ただし、価格は自治体の規模(人口)によって異なり、妊婦健診、乳幼児健診スケジュールの自動作成およびメール通知、各保育園・幼稚園の空き状況およびイベント情報などの閲覧といったオプション機能については、別途見積もりとなっている。販売目標として、2019年度までに60団体での導入を掲げている。

「4Uweb/Touch」の主な機能

<標準機能>
・予防接種スケジュールの自動作成およびメール通知、 接種履歴の閲覧
・医療機関・子育て関連施設の検索、 かかりつけ医療機関の設定
・子どもの成長データ(身長・体重)の記録およびグラフ表示
・子育て関連情報の配信、 掲示板へのトピックス掲載
・予防接種スケジュールと連携し、 保護者が日々のメモを入力できるイベントカレンダー

<オプション機能>
・妊婦健診、 乳幼児健診スケジュールの自動作成およびメール通知
・各保育園・幼稚園の空き状況およびイベント情報などの閲覧
・子育てステージに合わせたメールマガジンの配信
・定期検診スケジュールの自動作成およびメール通知
・参照したいページをスムーズに検索できる目的別年齢別検索