米Eastman Kodak Companyと英Bullitt Groupは10月20日 (米国東部時間)、写真愛好家向けのスマートフォン「KODAK EKTRA Smartphone」を発表した。欧州では449ポンドの価格で、2016年内の発売を予定している。

KODAK EKTRA Smartphone

KODAK EKTRA Smartphoneは、1941年発売のフィルムカメラ「KODAK EKTRA」が現代に生まれ変わった (Reincarnation) と表現されるスマートフォン。メインカメラには2,100万画素センサーとF2.0のレンズを、フロントカメラには像面位相差AF対応の1,300万画素センサーとF2.2のレンズを備えている。

オリジナルのカメラアプリには、一眼レフカメラのようなシーン選択ダイヤルを用意。風景やポートレート、パノラマ、ボケなど8種類のシーンを選べる。また、マニュアル撮影モードでは、露出やISO感度、フォーカス位置、ホワイトバランス、シャッタースピードなどをユーザーの思うように調整できる。

OSはAndroid 6.0 (Marshmallow)、CPUは10コアのHelio X20 2.3GHzを搭載。3GBのメモリ、32GBの内蔵ストレージ、microSDカードスロットを備える。4K動画の撮影にも対応。Kodakのスーパー8フィルムを再現する独自アプリをプリインストールする。

Bullitt Groupはモバイル端末においてKodakブランドの使用権を所有している。

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