エン・ジャパンは10月21日、「海外勤務意識調査2016」の結果を発表した。同調査は9月1日~29日、35~59歳の208名を対象に、インターネットのアンケートで実施された。

「今、在職している会社から海外勤務の辞令を受けた場合どうするか」を聞くと、48%で「赴任先によっては喜んで受け入れる」が最も多くなった。次いで「拒否する」(20%)、「赴任先に関わらず喜んで受け入れる」「希望しないが、やむなく受け入れる」(どちらも17%)となった。

「今、在職している会社から海外勤務の辞令を受けた場合、どうしますか?」

「海外勤務の可能性がある会社を転職先として選ぶか」を質問すると、最多は「海外勤務の可能性にはこだわらない」(34%)だった。以降「積極的に選ぶ」(20%)、「できれば避ける」(19%)、「勤務先の国・地域による」(16%)、「絶対に避ける」(11%)と続いた。

「海外勤務の可能性がある会社を転職先として選びますか」

年代別にみると、30代の最多は「海外勤務の可能性にはこだわらない」(41%)だった。次いで「勤務先の国・地域による」(21%)、「積極的に選ぶ」「できれば避ける」(どちらも14%)となった。

40代は「海外勤務の可能性にはこだわらない」(29%)が最多に。以降、「できれば避ける」(22%)、「積極的に選ぶ」(20%)と続いた。

50代では、36%で「海外勤務の可能性にはこだわらない」が最も多くなった。以降「積極的に選ぶ」(24%)、「勤務先の国・地域による」(20%)と続いた。

海外勤務の可能性がある会社を「積極的に選ぶ」と回答した人に、「転職して、どこの国・地域で働きたいか」を聞いたところ、1位は「東南アジア」(30%)だった。以降2位は「北米・カナダ」(21%)、3位は「ヨーロッパ」(19%)と続いた。

(「海外勤務の可能性がある会社を積極的に選ぶ」と回答した人)「転職して、どこの国・地域で働きたいですか?最も働きたいところをお選びください」

年代別にみると、30代は43%で「北米・カナダ」が最多に。以降「ヨーロッパ」(29%)、「東南アジア」「ロシア・東欧」(どちらも14%)と続いた。

40代の最多は「東南アジア」(35%)だった。次いで「北米・カナダ」(30%)、「中国・東アジア」(15%)となった。

50代では、「東南アジア」「ヨーロッパ」(どちらも31%)が最多に。以降「中国・東アジア」(25%)、「オセアニア」(13%)と続いた。