アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が22日、映画『金メダル男』(10月22日公開)の初日舞台挨拶に、内村光良、木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子と共に登場した。

左から平泉成、ムロツヨシ、木村多江、内村光良、土屋太鳳、宮崎美子

同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じる。

内村は「私の若い頃を探しあぐねていて、ジャニーズというの全く考えてなかったんですよ。プロデューサーに言われて、灯台下暗しでした」とキャスティングを振り返る。「知念でよかった」と言うと、知念も「顔とか雰囲気が似ててよかった」と喜びを表した。

また、この日は知念から内村へサプライズで手紙が贈られた。あらかじめ手紙を書いてきた知念は「字が汚いから読みづらい……」と言いながら「内村監督、初日おめでとうございます。過酷なスケジュールの中での撮影、編集、宣伝、お疲れ様でした」と手紙を読み上げた。

日本テレビ系のバラエティ番組『スクール革命!』(毎週日曜 11:45~)で共演する2人だが、知念は「撮影の後半では、7年半バラエティなどでご一緒させていただいている中で、初めて内村さんの『疲れた』という言葉を聞きました」と明かした。そして「それでも最後まで妥協せず、監督する姿、とてもかっこよかったです。とても尊敬しています」と告白。「内村さんの頑張りが、一番金メダルです」と力強く断言すると、会場からも拍手が起こった。

内村は「やった! 尊敬された!」とガッツポーズ。「嬉しいですね」と喜びをあらわにした内村は、「宣伝活動で2人でゲスト出演した時、最初はなんにも喋れなかったんですけど、最近はペラペラペラペラしゃべるようになって。こいつバラエティにも慣れてきたな」と知念との宣伝活動について語った。また「(知念を)”小さな巨人”と呼んでいるんですけど、スクリーン映えするなと。でっかい画面に映える子だなと。アップは特に」と称賛し、「俳優としても頑張ってもらいたいと思います」とメッセージを贈った。

知念侑李からの手紙全文
内村監督、初日おめでとうございます。
過酷なスケジュールの中での撮影、編集、宣伝、お疲れ様でした。
監督のおかげですぐに現場に馴染むことができて、
とてものびのびと撮影することができました。ありがとうございました。
撮影の後半では、7年半バラエティなどでご一緒させていただいている中で
初めて内村さんの「疲れた」という言葉を聞きました。
それでも最後まで妥協せず、監督する姿、とてもかっこよかったです。
とても尊敬しています。
占いでは、内村さんのことをなんとも思っていないという結果が出ましたが、
本当に本当に、尊敬しています。
出演者、スタッフ、みんなで頑張って作った映画ですが、
上からになってしまいますが、内村さんの頑張りが、一番金メダルです。
今日映画公開ということで、金メダル男は、たくさんの方に見ていただいて、
次は見てくれた方の中で金メダルを取りましょう。知念。