オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは10月21日、プレミアムハイコンポ「INTEC」シリーズから4モデルを発表した。ラインナップは、ネットワークステレオレシーバー「R-N855」、CDプレーヤー「C-755」、2Wayスピーカーシステム「D-212EXT」。発売は11月中旬で、希望小売価格(税込)は、R-N855が88,000円、C-755が47,000円、D212EXTは71,000円(2台1組)。

INTECシリーズ

ネットワークレシーバー「R-N855」

R-N855

R-N855は、幅広い音楽ソースに対応したネットワークレシーバー。USB×2系統、有線LAN、Wi-Fiを搭載しており、192kHz/24bitまでのFLAC / WAV / AIFF / Apple lossless、11.2MHzまでのDSDを再生できる。USBポートは、HDDの接続が可能。「e-onkyoダウンローダー」機能を搭載しておリ、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で購入した楽曲をPCレスでダウンロードできる。Google Cast for Musicにも対応し、PCやスマートフォンなどから音楽をかけられる。インターネットラジオのradiko.jpやTuneInもサポートする。

音声入力端子は、デジタル×2(光×1、同軸×1)、アナログ×3を装備。アナログ入力のうち1系統はPhono入力で、MMカートリッジを使用するレコードプレーヤーを接続可能だ。

アンプは独自技術「VL Digital」のデジタル方式で、デジタルノイズを抑制する「VLSC」も採用している。定格出力は70W×2(4Ω、1kHz、THD 0.8%)。本体サイズはW275×D283.2×67.7mmで、質量は6.1kg。

CDプレーヤー「C-755」

C-755

C-755は、R-N855との組み合わせを想定しデザインされたCDプレーヤーだ。DACチップは「AK4482」を搭載。CDのクロック部には、高精度な「プレシジョンクロック」を採用しており、自然な音場を再現する。

再生可能なソースは、音楽CDとCD-R/RWに記録されたMP3。周波数特性は5Hz~20kHzで、SN比は105dBとなっている。サイズはW275×D283.2×H87.7mmで、質量は3.8kg。

2Wayスピーカー「D-212EXT」

D-212EXT

D-212EXTは、13cm径のN-OMFコーン型ウーファーと、3cm径のリング型ツイーターを搭載した2Wayバスレフ型のスピーカー。

ウーファーに使用しているN-OMF振動板は、不織布の5層のコットンをベースに、アラミド繊維をハイブリッド成形したもの。バスレフポートには、低域の量感とスピード感を高める「ADVANCED AERO ACOUSTIC DRIVE」を搭載している。リングツイーターにはチタンコーティングを施し、可聴帯域の上限近くまで分割振動を起こさず再生できる。

再生周波数帯域は37Hz~100kHzで、インピーダンスは4Ω。出力音圧レベルは84dB/W/mで、最大入力は120Wとなっている。サイズはW188×D297×H303mmで、質量は6.1kg。