EIZOは20日、ベゼルの4辺が狭いフレームレスデザインの液晶ディスプレイとして、24.1型モデル「FlexScan EV2456」と23.8型モデル「FlexScan EV2451」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は42,980円より(税込)。

FlexScan EV2456

FlexScan EV2456

「FlexScan EV2456」は、フレームレスデザインの24.1型液晶ディスプレイ。ブラックモデルを11月18日に、ホワイトモデルを12月21日に発売する。直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は62,640円(税込)。

「FlexScan EV2455」の後継機種で、上下左右(4辺)のベゼル幅が狭く、特に下部は従来モデルの17mmから11.7mmまで大幅に縮小。液晶下部の凹凸部もフラットになるよう改良された。

解像度は1,920×1,200ドットで、スタンドが3段スライド方式の新デザインとなり昇降範囲を172.7mmまで拡大。設置のための床面積も小さくなった。スタンド部にケーブルをまとめられるケーブルホルダーと、ケーブルカバーの2種類が同梱。

マルチ画面環境を活かすソフト「SCREEN INSTYLE」も提供。電源連動機能を搭載し、複数のディスプレイの電源を一括で管理できる。輝度やコントラストなどの表示設定を連動させる機能も搭載する。ソフトの提供日は11月18日の予定。その他にも、パワーセーブの一括管理や、時刻に合わせて画面の色温度を変化させる「サーカディアン調光」などを利用できる。画面のちらつきを抑える「EyeCare調光方式」や、ブルーライトをカットする「Paperモード」など、従来モデルから存在する機能はそのまま踏襲している。

主な仕様は、液晶パネルがIPS方式の非光沢(アンチグレア)、解像度が1,920×1,200ドット、視野角が水平/垂直ともに178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(中間階調域)。USB 3.0ハブポート×2基を備える。

映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1、DisplayPort×1。スタンドのチルト角度は上35度/下5度、スイーベルは344度で、158.6mmの高さ調節が可能。右回り/左回りのピボットにも対応する。本体サイズはW531×D190×H351.4~510.1mm、重量は約5.7kg。

FlexScan EV2456

従来モデルとの設置スペース比較

新開発のスタンド

フレームと非表示領域

前面下部もフレームレス化、そしてフラット化。写真の左側は従来モデル

前面下部をフレームレス化するために、操作ボタンの基板を新たに開発。さらに、基板を前方に向けて配置するのではなく、底面部に配置している

FlexScan EV2451

「FlexScan EV2451」は、解像度が1,920×1,080ドットの23.8型モデル。ブラックモデルを11月18日に、ホワイトモデルを12月21日に発売する。直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は42,984円(税込)。

輝度が250cd/平方メートル、172.7mmの高さ調節が可能。本体サイズはW537.7×D45.5×H322.7~495.4mm、重量は約5.kg。その他の仕様や機能は「FlexScan EV2456」とほぼ共通。

FlexScan EV2451