ホリデイ・インのアンケート調査「Do More of What You Love(好きなことをもっと楽しもう)」

インターコンチネンタル ホテルズグループ(IHG)が展開するホリデイ・インは10月19日、アンケート調査「Do More of What You Love(好きなことをもっと楽しもう)」の結果を発表した。調査は4月~7月、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、タイ、インドネシア、日本、インド、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、南アフリカで行われ、521人の有効回答を集めた。

調査対象となった旅行者のうち、休暇中に仕事をせざるを得ない状況が「時々ある」と「頻繁にある」との回答が半数以上(56%)を占めた。そのうち、直前になって急ぎの仕事が入ったために休暇をキャンセルまたは延期した人は55%以上に達した。

仕事で緊急事態が発生したために休暇をキャンセルまたは延期したことがあると答えた回答者は、男性(56%)のほうが女性(43%)よりも多い結果に。仕事のために休暇をキャンセルまたは延期せざるを得なかった回答者のうち、最も仕事の影響を受けたのは子供のいない回答者で63%だった。

回答者の中には、休暇を楽しみながら仕事を上手に回す工夫をしている人も見られ、ほぼ3人に1人(30%)は、子供が就寝後に仕事上のメールやソーシャルメディアをチェックするだけにとどめると回答している。このような回答者は女性(61%)のほうが男性(38%)より多かった。

調査結果を地域間で比較したところ、子供がいる回答者の中で、仕事に着手するのは子供が就寝後との回答が最も多かったのは、日本、東南アジア、インドだった。一方、中東が最も少なく、ほぼ半数(47%)が仕事を理由に家族の休暇をキャンセルまたは延期せざるを得なかったと回答している。

また、休暇中に仕事に時間を取られている親の姿を見たことがある子供が多数にのぼり、10人に1人以上が両親は休みの日にいつも仕事をしていると答えた。「親が休日に働いていると寂しい」とした回答は23%だった。