F5ネットワークスジャパンは10月19日、パブリッククラウド環境における同社製品の導入を支援するための新しいパートナープログラムとして「F5 クラウドパートナープログラム」を開始した。

同プログラムにおいて、同社はパブリッククラウドを活用したインフラ提案・構築のスキルを有するクラウドインテグレーターやデータセンター事業者と協業する。具体的には、パブリッククラウド環境への同社製品の導入に向けたコンサルテーション、提案、構築、運用支援の提供や、同社製品を組み込んだパブリッククラウドサービスの開発・提供などを共同で行う。

プログラム開始時のパートナーはISAOとクラスメソッド、サーバーワークス、FIXERの4社。F5は、同プログラムを通じて、パートナーに対するプリセールス支援やSE向けテクニカルトレーニングなどを積極的に提供し、ユーザ企業のクラウド移行における同社製品の活用促進を図る。

同プログラムを立ち上げることで、パブリッククラウドと同社製品の両方のスキルに精通するパートナーを拡充し、エンタープライズのユーザーのクラウド移行に伴う、さまざまな課題に対応していく。当面は、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureを扱う事業者を対象にパートナーを募り、順次、そのほかのパブリッククラウドシステムを扱う事業者にも拡張していく予定だ。