シスコシステムズは10月18日、企業のデジタル化を支える重要なセキュリティソリューションとして、クラウドベースのセキュリティプラットフォーム「CloudLock」、サービス「Cisco Umbrella」、アプリケーション「Cisco Defense Orchestrator」を発表した。

「CloudLock」では、クラウド接続時に可視性とポリシーを適用することが可能になり、クラウドのビジネスアプリケーションをより安全に利用することができる。

「CloudLock」の管理画面

「Cisco Umbrella」は、クラウド配信による集中型の保護「Roaming」とクラウド配信型のソリューション「Branch」から構成される。

「Cisco Umbrella」の管理画面

「Roaming」は、オフネットワーク(ネットワークの外)の死角を容易に取り除くことができ、移動の多い従業員をあらゆる作業環境で保護することができる。Roamingを利用することで、他のエージェントを導入することなく、悪質なサイトへの接続をブロックするオフネットワーク保護レイヤーを新たに追加できるという。

「Branch」は、シンプルなコンテンツフィルタリングにより、ゲストのWi-Fiの使用を細かくコントロールできる。 Branchを用いることで、企業はサービス統合型ルータ(ISR)を容易にアップグレードでき、ブランチ拠点におけるシンプルで高速かつ包括的なセキュリティが実現できる。

「Cisco Defense Orchestrator」は、クラウドベースのシンプルなコンソールから、分散拠点の数千台のデバイスをカバーする大規模なセキュリティインフラストラクチャとセキュリティポリシーを、簡単かつ効果的に管理することが可能。