ソフトバンクとウィルコム沖縄は、衛星電話「SoftBank 501TH」を、2017年1月以降に発売する。端末価格は未定。
501THは、ディスプレイサイズが2.4インチ(240×320ドット)の衛星携帯電話で、2013年発売の「SoftBank 201TH」に続くモデル。IP55の防水・防塵や、IK05の耐衝撃保護に対応する。緊急時にあらかじめ指定した宛先へ電話やSMSを送信できるSOSボタンや、ボリュームボタン、スピーカーホン、3.5mmイヤホン端子を装備するなど、使いやすさにこだわっている。メニュー画面や電話帳登録、SMS作成は日本語に対応。
Thuraya Telecommunications Company(スラヤ テレコミュニケーション カンパニー)が提供する衛星通信設備を利用しており、災害時など通常は圏外となるような場所や状況でも衛星回線を介して通信。警察、消防・救急、海上保安庁など緊急機関への発信も行える。また、0120や0800で始まる電話番号を除けば、国番号無しで発信できる。
主な仕様は以下の通り。
- サイズ: W53×H128×D27mm
- 重量: 約212g
- ディスプレイ解像度: 240×320ピクセル
- 連続通話時間: 約9時間(衛星電話)
- 連続待受時間: 約100時間
- 防水/防塵: IP55
- 耐衝撃: IK05
- カラーバリエーション: ブラック