ショップジャパン(オークローンマーケティング運営)は10月12日、ダイバーシティに関する調査結果の第2弾を発表した。今回の調査では、活発化する女性活躍推進の動きについて男性の本音を探ったという。

男性の4人に1人、「女性の方が評価され、昇進が早い」

現在の勤め先における女性活躍推進について、「女性の活躍を自分もサポートしたいと意識するようになった」と回答した男性は計43.3%。また「女性社員の活躍が会社にとってプラスになっている」と答えた男性は計50.1%にとどまり、同社は「女性活躍に対して前向きな意識を持っている男性がいまだに少ない」と指摘している。

男性より女性が重視されているように感じるか尋ねたところ、「非常にあてはまる」と回答した男性は9.0%、「ややあてはまる」は同25.0%で、計34.0%の男性が女性の方が重視されているように感じていた。

「女性の方が評価される、または昇進が早いように感じる」という問いに対し、男性の9.3%が「非常にあてはまる」、同20.3%が「ややあてはまる」と回答。約4人に1人に当たる計29.6%の男性が女性の方が評価され、昇進が早いと感じていることがわかった。

男性の4人に1人が女性の方が評価され、昇進が早いと感じている

女性活躍のシーンが増えて焦りを感じるか聞くと、「非常にあてはまる」と答えた男性は5.3%、「やや当てはまる」は同21.0%で、計26.3%の男性が焦りを感じていることが判明した。

調査期間は2016年8月、有効回答は首都圏に住む20~50代の会社員800人。