Huaweiは10月11日(中国時間)、 同社のノアの方舟研究所(Noah's Ark Laboratory of Huawei)および米カリフォルニア大学バークレー校が人工知能(AI)の基礎研究における戦略提携に合意したと発表した。この提携に基づき、同社は同校に100万ドルの研究資金を提供し、深層学習、強化学習、機械学習、自然言語処理、コンピュータビジョンなどAIに関連する複数の研究テーマを支援していくとしている。

同校では近年、コンピュータビジョン、機械学習、自然言語処理、ロボット、研究計画などの分野の研究者が集結した「Berkeley Artificial Intelligence Research(BIAR)」ラボを設立。20人以上の教授陣と100人以上の大学院生が人工知能の分野で基礎研究を進めるているほか、 マルチ・モーダルの深層学習、 人間共存型AI、 AIと科学諸分野や人文領域との連携など、分野横断型のテーマの研究を進めており、今後、ノアの方舟研究所とBIARラボの研究チームが協力することで、AI理論と中核技術に関する大きなブレークスルーを目指していくとしている。

HuaweiではBIARとの提携により、AI研究をより深いものへと進めていく (出所:Huawei Webサイト)