東武鉄道、SL復活運転へ四国から客車6両到着 - 山陽本線・東海道本線も走行

東武鉄道は日光・鬼怒川地区でのSL復活運転に向け、準備を進めている。JR貨物・JR西日本から譲り受けた車掌車、JR北海道から借り受けた蒸気機関車C11形207号機に続き、JR四国から譲り受けた客車6両が10月4・5日、南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に到着した。

東武鉄道のSL復活運転に向け、南栗橋車両管区に客車が到着(東武鉄道提供)

SL復活運転は2017年夏から、東武鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間(12.4km)にて土休日を中心に1日3往復程度、年間最大140日程度の運転が計画されている。蒸気機関車C11形207号機を先頭に、車掌車・客車3両・ディーゼル機関車を連結した編成となり、客車の座席定員数は約200席。SLの各種検査を行う検修庫が南栗橋車両管区に新設され、下今市駅・鬼怒川温泉駅にはJR西日本から譲渡された転車台も設置される予定だ。

JR四国の客車6両がEF65形の牽引でJR東海道本線を走行(東武鉄道提供)

JR貨物の車掌車ヨ8634、JR西日本の車掌車ヨ8709は今年6月、JR北海道の蒸気機関車C11形207号機は今年8月に東武鉄道へ受入れ済。JR四国から譲渡される客車はスハフ14-1、スハフ14-5、オハフ15-1、オハ14-1、オロ12-5、オロ12-10の計6両で、9月28日にJR多度津駅を出発したという。機関車に牽引された客車6両はJR山陽本線・東海道本線などを経由し、9月29日に熊谷貨物ターミナル(埼玉県熊谷市)に到着した。

スハフ14-5、オロ12-5、オロ12-10の3両は10月3~4日、スハフ14-1、オハ14-1、オハフ15-1の3両は10月4~5日にかけて熊谷貨物ターミナルから羽生駅の連絡線を経て東武線に入り、東武動物公園駅経由で南栗橋車両管区へ輸送された。

これら客車6両は今後、東武線内での運転に向けてさまざまな整備・改修などを行う予定。今年12月頃、JR東日本からディーゼル機関車DE10形1099号機を受け入れ、2017年4月頃から東武鬼怒川線で試運転を開始する予定となっている。

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