ティエスエスリンクは10月11日、ファイルサーバやPCからファイルのコピー・保存を禁止できるセキュリティソフト「コプリガード Ver.4.1」を発売した。最新版では、Windows 10 Anniversary Updateに対応する。

コプリガード

コプリガードは、ファイルサーバやPCからのコピー・保存を禁止することで、ファイルの外部流出を防止するセキュリティ製品。プリントスクリーン・画面キャプチャー・データコピー禁止により、画面に表示されたデータの保護に加え、印刷やデータ出力も禁止できる。また、管理サーバが不要なため、サーバ構築やユーザー管理など管理者の負担が少ないく、スピーディにセキュリティを強化できるという。

主な特長として、ファイルサーバやPC上の特定フォルダーからのファイルコピーや保存を禁止し、持ち出しを未然に防ぐほか、PC画面上のデータコピー/画面キャプチャー/プリントスクリーン/印刷も禁止し、情報漏洩を防止。また、PCから外部メディアへのファイルコピー/保存も防止する。

利用制御(ポリシー)は、PC端末やログインユーザーごとに設定できる。例えば、役職や部署ごとに利用権限を変える、特定の業務アプリケーションを利用制限する、など実業務に合わせて柔軟に運用できる。1台のPCを複数人で利用する場合も、ログインユーザーごとに個々のポリシーを運用可能。Active Directoryや配布ツールでのポリシー配布にも対応している。

また、利用制御(ポリシー)は、管理ツールのテンプレートから選ぶだけでスムーズに設定でき、自分で細かく設定・変更することも可能。クライアントだけで動作するため、管理サーバの構築など不要で、導入コストや管理者負担を軽減できる。