お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、9日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、約5カ月ぶりに地上波復帰を果たしたタレント・ベッキー(32)と共演。川谷絵音(27)との不倫騒動に触れつつ、"松ちゃん流"の励ましの言葉を送った。

松本人志(左)とベッキー

川谷は、当時未成年だったタレント・ほのかりん(20)との交際、飲酒を認め、12月上旬から活動を自粛すると今月3日に発表。そのタイミングと今回の地上波復帰が重なったことにより、ベッキーの『ワイドナショー』出演のニュースは放送前から注目を集めていた。

松本が番組冒頭で語ったのは、「1カ月半ぐらい前、スタッフから『ベッキーさんどうですか』と言われた」という出演の経緯。スタッフからの提案を快諾したものの、「例の彼がその週に何かあったら、それはイジらなアカンで」と心配もしていたという。結果的に自粛発表と重なってしまったことについて「話題集めみたいにするのは本当に嫌なんですよ」と吐露しながらも、時折笑いを交えながらベッキーに自身の思いを伝えた。

■松本人志からベッキーへ

昔、「関西芸人は2回売れないとアカン」とよく言ってて。大阪で1回売れて、ほんでまた東京出てきてもう1回売れないといけない。「関西芸人はきついで」とよく言っていたんですけど。

今考えてみると、それは関西芸人に限ったことではなくて。タレントは2回ぐらい売れなアカンのね。(ゲストのヒロミの方を向きながら)2回目。(ヒロミがテレビから遠ざかったのは)ベッキーみたいにこれという理由もなく!

ベッキーも1回あれだけ売れて。あれはある種、バブルじゃない? こういうことがなくても、あのままずっと続いていたとは僕は思わない。仕事は絶対にどこかで少し落ち着いていく時がある。

ベッキーはいい子やと思う。普通に「いい子」なのよ。それを周りが、それ以上に「いい子」に持ち上げすぎた。本人もそこにちょっと乗っかってしまって。途中からつま先立ちみたいに。だから、足元が疎かになっていた。

(その後、ベッキーの今後についての話題になり)ここからベッキーは何を武器としていくのか。ベッキーの良いところと悪いところというか。ベッキーって「汚れ」じゃない。「汚れ」じゃないから、無理矢理下ネタをワーッというタイプでもない。矢口(真里)みたいに「汚れ」じゃないからね(笑)。

急に変わった感じはクソ寒い。ちょっとずつうまくマイナーチェンジというか。「サッポロ一番」みたいに、実はちょっとずつ味を変えてるみたいに。