「結婚は本人だけの問題ではない」とは、よく聞く話ですよね。結婚すると、両家が親族となり、義両親とのお付き合いも始まります。そんなとき、起こりがちな問題が「同居」。「結婚を機に…」というパターンもあれば、「長男なので、いずれは…」というパターンもあるでしょう。
でも、女性としては、義両親との同居って正直どうなの!? ということで、今回はマイナビニュース女性会員にきいてみました。「義両親との同居って、アリ? ナシ?」
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Q.義両親との同居はアリ? ナシ?

ナシ派の勢いがすごいです

アリ! 16.4%
ナシ! 83.6%

Q.(アリ!と回答した方に)その理由を教えてください。

1位 子育てに協力してもらえる       56.1%
2位 自分や子供の急病時にサポートを頼める 48.8%
3位 義両親の急病時にもすぐ対応ができる  46.3%
3位 共働きがしやすい           46.3%
4位 経済面で安心できる          34.1%
4位 孫の成長を見せられる         34.1%
5位 家事の負担が減る           26.8%
6位 その他                 2.4%

Q.その理由を教えてください。

・「共働きだったが、家事一切は私の仕事。しかし、夫の母と同居だったので、手が回らないところは姑が助けてくれていた。子供も3人授かることができ、姑は自分の仕事を辞めてまで育児を手伝ってくれた。今では亡き姑には、心から感謝している」(64歳/その他)

・「年を取ってからの一人暮らしは寂しいだろうし、大変なこともあると思うけれど、お互いに助け合えるのは大きなメリットだと思う」(26歳/食品/専門職関連)

・「実際に同居していると、いろいろ言われて大変だけれど、教えてもらえることもたくさんある。また、意外なところで褒めてもらえることもあるからアリ!」(35歳/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)

Q.(ナシ!と回答した方に)その理由を教えてください。

1位 気疲れしそう            80.9%
2位 プライバシーの確保が不安      52.6%
3位 生活リズムの違い          51.2%
4位 家事のやり方についての違い     50.2%
5位 価値観の違い            47.8%
6位 介護問題              27.8%
7位 夫婦の時間が減りそう        23.9%
7位 配偶者が親の味方につくのが嫌    23.9%
8位 友人・自分の家族を家に招待しづらい 22.0%
9位 子育て方針の違い          21.5%
10位 その他 2.9%

Q.その理由を教えてください。

・「自分の親とももめそうなときがあるのに、配偶者の親までいるのは耐えられない」(35歳/その他)

・「家は自分にとってくつろげる場所であってほしいのに、同居することで、四六時中気を張らなければいけなくなる。家事のやり方にも口を出されたくない」(38歳/ドラッグストア・調剤薬局/販売・サービス関連)

・「とても良い両親だけど栄養の事などにうるさいし、適当な食事をとることにも注意されそう。生まれ育った環境も全く違うし基本的な考えも違いすぎる」(53歳/専業主婦)

・「16年間、同居しましたが、非常に気を遣い、自分の家だという実感は全くありませんでした。介護問題は、いずれ自分もお世話になる可能性があるので仕方がないとして、ほかは全てイヤでした」(59歳/専業主婦)

・「少しの間だけだったけど、同居経験アリ。義母は、(良い人なんだけれど)構いたがりの性格で、とにかく何にでも口を挟み、指示・管理したい人。一方、放任主義で育てられた私には、窮屈でつらく感じた」

総評

8割以上の人が、同居は「ナシ」という結果になりました。また、「ナシ」と回答した方の中には、なかなか強烈なコメントも。育ってきた環境や子供の教育方針の違いはもちろん、少し前まで他人だったのに、いきなり仲良し家族になれと言われても、なかなか難しい面もありますよね。苦労も多いだろうと思います。

一方、今回、少数派となった同居は「アリ」と回答した方々も、全てうまくいっているという方ばかりではありませんでしたが、中には、このような声も。

「同居が一番仲良くなれる近道で、自分の欠点も知っていてほしいから」(40歳/専業主婦)

欠点も含めて、お互いを理解できれば、それが1番ですよね。

ちなみに、男性250名を対象に行った同調査との合算結果は以下のようになりました。

男性250名を対象に実施した同調査の結果

調査時期:2016年10月5日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性250名
調査方法:インターネットログイン式アンケート