お笑い芸人の東野幸治がこのほど、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ特番『芸能人が本気で考えたドッキリさせちゃうぞGP』(15日21:00~23:10)の収録後に取材に応じ、ダウンタウンの教育でドッキリに敏感になってしまったことを明かした。

『芸能人が本気で考えたドッキリさせちゃうぞGP』MCの東野幸治

この番組は、これまでドッキリを受けてきた側の芸能人が"クリエイター"となり、自分で考えたドッキリVTRで対決するというもの。東野はMCを務めながら、ともにを担当するウエンツ瑛士にドッキリを仕掛ける。

東野は、同局系『ダウンタウンのごっつええ感じ』のレギュラーになった当時、「ずーっとダウンタウンさんに(ドッキリを)引っ掛け続けられましたから」と述懐。「東野の頭、かた焼きそばみたいやな」のセリフをきっかけに、熱々の"あん"をかけられるというドッキリを延々と受けていた。

他にも数多くのドッキリを仕掛けられ、「ダウンタウンさんがめちゃめちゃ高度に絶対バレないようにやってくるので、そういう教育を受けてきた」といい、その結果、ドッキリに敏感になってしまったそう。怪しいコードが見えたら「あ、コードや!」、小型カメラを見つけて「うわっ!なんやこれ! CCDやー!」と口に出してしまい、「観葉植物とかあったらパッて見ますから」と、芸人としてあるまじき指摘をしてしまうことを告白した。

東野は、そんな自分を「最低やねん。スタッフの努力とか全部水の泡にしてしまう」と自覚しているが、今回東野にドッキリを仕掛けられたウエンツは、東野への仕返しを画策しており、「やるなら長期になると思います。3カ月とかそういうスパンでやって、生活に埋め込んでいかないと」と戦略を巡らせた。

それでも東野は、今回のウエンツを「進行もしながらコメントも言ったり、なおかつドッキリに引っかかる。だから、監督・脚本・主演を全部やるジャッキー・チェンのような活躍ですよね」と絶賛。今後もドッキリにかかっていくことを期待すると、ウエンツは「いや、僕はもうミュージカルスター1本に絞っていきたいんで。バラエティは腰掛けでやってるんで」と否定していた。