LINEは10月6日、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」において、スタンプ1セット8個から販売可能に、また、写真を使用したスタンプの販売を解禁した。

写真を使用したLINEスタンプ(イメージ)

「LINE Creators Market」は、ユーザーが「LINE」の「スタンプ」や「着せかえ」を制作し、「クリエイターズスタンプ/着せかえ」として「LINE STORE」および「LINE」アプリ内のスタンプ/着せかえショップを通じてLINEユーザー向けに販売することができるプラットフォーム。

2014年5月のサービス開始以降、現在登録クリエイター数は61万人、販売中のスタンプ・着せかえ数は合計32万セットを超えている。

これまでスタンプの販売は1セットあたり40個の制作が必要だったが、今回、最低8個から販売が可能になった。「静止画スタンプ」は8、16、24、36、40個から、「動くスタンプ」は8、16、24個から選択できる。なお、すでに審査中や販売中のスタンプの個数は変更できない。

また写真を使用したスタンプの販売を禁止していたスタンプ審査ガイドラインの改訂が行われ、自身の写真はもちろん、親しい友人・家族や、動物や風景の写真を用いたスタンプを制作・販売することが可能となった。例えば、大切な友人の結婚式や誕生日のお祝いとして、友人の写真入りオリジナルスタンプを作成し、プレゼント機能を使って贈るなど、これまで以上に様々なシーンでスタンプを活用することができるとのこと。

なお、スタンプの販売価格は従来通り1セット120円から設定することができ、売上 総額からApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いた50%(売上総額の35%)がクリエイターへの収益分配額に。分配された金額から源泉所得税を差し引いた金額を受け取ることができる。なお、クリエイター及び購入者の国により適用される税率が異なる。