リックソフトは10月3日、豪AtlassianのJIRA製品群に米Microsoftのプロジェクト管理ツール「Microsoft Project」のデータをインポートできるアドオンソフトウェア「MS Project importer for JIRA」を発表した。「WBSガントチャート for JIRA」を保有するユーザー向けに無料で提供する。

「Microsoft Project」と同じようにJIRAでガントチャート表示できる

Atlassianが開発するJIRAは、ビジネスプロセス管理として「JIRA Core」、ソフトウェア開発/プロジェクト管理として「JIRA Software」、運用/ヘルプデスクとして「JIRA Service Desk」の3種類を提供している。利用することで、プロジェクト管理、リソース管理、タスク管理、プロセス管理、ITサービスデスク、営業支援、マーケティング、人事・総務・経理・各種申請など、ビジネスプロセス全般を広く管理できる。

WBSガントチャート for JIRA は、WBS(Work Breakdown Structure)とガントチャートをJIRA上で使用するためのプラグイン。WBSで課題を階層化して関係を体系的に把握し、ガントチャートでプロジェクト全体の進捗状況を把握できる。また、当初の計画との差を分析し、作業が遅延している場合はリスケや担当者再割り当てなどのすばやい対応が可能になるという。

今回提供するMS Project importer for JIRAは、Microsoft ProjectのデータをJIRA製品群にインポートしたいという顧客からの要望により、リックソフトが独自開発したアドオンソフトウェア。Microsoft Projectからインポートしたデータは、WBSガントチャート for JIRA上でMicrosoft Projectと同じようにガントチャート表示できる。