オプテックス・エフエー、TOF方式超小型レーザー距離センサを発表

オプテックス・エフエーは10月3日、超小型レーザー距離センサ「FASTUS TOF-DLシリーズ」を11月上旬に発売すると発表した。

「FASTUS TOF-DLシリーズ」は、TOF(タイムオブフライト)方式を採用したセンサとして世界最小クラスのサイズ(7×32.8×44.4mm)でありながらデジタルパネルを搭載。TOF方式とは、レーザー光が対象物に当たって戻ってくるまでの時間を距離に換算する方式で、「FASTUS TOF-DLシリーズ」では白紙(反射率90%)で2.5mまでの距離測定を実現した。また、作業者の目に対して安全なクラス1レーザーを投光光源に採用するなど、汎用センサのように簡単に使用できるのも特徴。さらに、視認性の優れた表示灯を採用し、3m先の全方向からセンサの状態を確認でき、製造現場におけるレベル測定、位置測定やループ制御など、物体の高さ・距離に応じた制御を必要とする用途に適しているとする。製品ラインアップとしてはアナログ出力タイプと3出力タイプがあり、標準価格(税別)は2万9800円となっている。