ポリゴン・ピクチュアズは、経済産業省、一般財団法人デジタルコンテンツ協会が主催するデジタルコンテンツEXPO2016において「アニメーションマスタークラス2016」を開催することを発表した。開催日時は10月30日 10:30~16:30(予定)。会場は日本科学未来館 7階 会議室2。参加費は1万8,000円(1名)。

Oculus社 近藤義仁氏

講師を務めるのは、Oculus社に所属し、先陣を切ってVRコンテンツ開発に着手した近藤義仁氏。今回の講義では、講師がOculus社において実際に開発・体験してきた数々の実例を中心に、VRの仕組みから制作作法、最新技術やコンテンツのトレンド情報、世界へVRコンテンツを配信・販売する手順などを公開する。

2016年はVR元年とも呼ばれ、大きな注目を集めている一方、VRコンテンツ制作には従来の映像手法や経験が通用せず、その特性を生かしきれないコンテンツになったり、酔いなどで長時間使用できないコンテンツが出来てしまったりすることもあるという。VR開発の駆け込み寺として数多くのトラブルを解決してきたという近藤氏から、VR特有のリスクの回避方法も語られる。このほか、先日第68回エミー賞の受賞が発表されたOculus Story StudioのVRアニメ『Henry』の制作の経緯やメイキングについてもトークが展開される。

なお、申込は専用Webフォームにて受け付ける。定員になり次第、締め切られるということだ。