フューネットコーポレーションはこのほど、同社が提供するハワイ散骨代行の『リセア』調べによる「自身の葬儀・お墓問題に関しての意識調査」の結果を発表した。同調査は7月21日~25日、全国の20歳以上の1,000名(男女500名)を対象に、インターネットで実施したもの。

左から、「自身の葬儀・お墓問題に関して普段考えることはありますか?」「自身の葬儀・お墓問題に関しては自身で決めたいですか?

自身の葬儀・お墓問題に関して普段考えているか尋ねたところ、17.0%が「普段から考えている」、44.6%が「たまに考えることがある」と回答しており、6割以上は自分の葬儀やお墓について意識していることがわかった。また、それらの問題に対しては自分自身で決めたいかと聞いたところ、44.2%が「自身で決めたい」と回答している。

自身の葬儀・お墓問題に関して、何を優先的に考えるか尋ねると、最も多かったのは「費用」(39.3%)で、次いで「家族」(32.0%)、「場所」(7.6%)となった。「お墓の管理」「ペットと一緒のお墓に入りたい」「配偶者と一緒のお墓に入りたくない」といった意見もあった。

自身の葬儀・お墓問題に関して、何を最も優先的に考えますか?

自身のお墓が決まっていないと回答した451人に、今後お墓を購入する予定があるか聞いたところ、「購入する予定」と回答した人は5.3%だった。「他の選択肢も踏まえ検討している」(18.2%)、「購入する予定は無い」(35.7%)など、3人に1人はお墓を買う予定がないことがわかった。

今後お墓を購入する予定がありますか?

お墓以外に海へ散骨する「海外海洋散骨」という選択肢もあるが、この海外海洋散骨を知っているか尋ねると、18.2%が「知っている」、39.4%が「聞いたことがあるが、詳しくは知らない」と回答した。合わせると認知率は57.6%となっている。

「海外海洋散骨」を知っていますか?

「海外海洋散骨」に関してどう思うかを聞くと、53.6%が「興味はないが故人の希望であれば問題無い」、23.2%が「興味がある」と回答した。21.6%は「興味はなく故人が希望しても反対する」と答えている。

海へ散骨する「海外海洋散骨」に関してどう思いますか?

また、その他に「興味はあるが、海洋汚染など問題点もあるのか心配」「興味はあるが、そこで生活している人のことを考えると賛成できない」などの意見もあった。