日立製作所(日立)は9月29日、発電所やデータセンタなどの重要インフラ設備向けに「ウォークスルー型爆発物探知装置」を10月から提供開始すると発表した。

同装置では、本人認証として使用されるIDカードを認証部に差し込むことで高速の空気流をIDカードに当て、微粒子を採取。内蔵した装置で同粒子を分析することで、爆発物の有無を3秒で探知するというもの。1時間あたり最大で約1200人の検査が可能となっている。また、長寿命・耐環境性の高い部品を採用していることから、24時間の連続運転が可能だという。

同社は、まず発電所やデータセンタなどの重要インフラ設備でのセキュリティ対策としての導入を目指し、今後は空港や駅などの公共施設のほか、イベント会場での入場者セキュリティ対策など、公共スペースへの適用を拡大していきたい考えだ。

なお同装置は、10月19日~21日に東京ビッグサイトで開催される「テロ対策特殊装備展'16」、10月27日~28日に東京国際フォーラムで開催される「Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYO」において展示される予定。

ウォークスルー型爆発物探知装置