ヤマハと京王電鉄バスは9月28日、ヤマハが開発した多言語の文字情報をスマートフォンへ提供するシステムである「おもてなしガイド」を利用した実証実験を、10月1日から2017年3月31日まで実施すると発表した。

新宿WEバスのイメージ

同実験は、京王電鉄バスグループの京王バス東が運行する新宿駅西口を起点に新宿駅周辺の有名スポットやホテルなどを巡る「新宿WEバス」にて実施。期間中はバス車内で行き先案内などのアナウンスが流れている時に「おもてなしガイド」アプリを使用することで、その内容を多言語の文字で確認できる。

おもてなしガイドのイメージ

これにより、同アプリの使い勝手などを分析し、ユーザーのニーズの把握やアプリの機能向上に生かしていくとしている。また、外国人利用者にもより利用しやすく、観光に適したバスのあり方を検証していく。

対応言語は、日本語/英語/中国語(繁体字・簡体字)/韓国語/タイ語/マレー語/タガログ語(フィリピン)。アプリはApp StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードが可能。