ジャズピアニストの山下洋輔が、きょう29日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜12:00~12:30)に23年ぶりに出演。デビュー前のタモリとバカ騒ぎエピソードを明かす。

山下洋輔(左)と黒柳徹子=テレビ朝日提供

紫綬褒章や旭日小綬章を受章した、日本を代表するジャズピアニストの山下は、麻布高校在学中からプロ活動を開始。激しい演奏でホールから「ピアノが壊れる」と断られることも多かったという。

1970年代には、故・赤塚不二夫やデビュー前のタモリらと、夏以外の季節に冷やし中華が食べられないのはおかしいということで「全国冷し中華愛好会(全冷中)」を結成。彼らとは、東京・新宿のバーで夜な夜な議論を重ねたりと、バカバカしい日々を送っていたが、それが今のピアニストやエッセイストとしての活動につながっていると話す。

今回は、ピアノも演奏。ラヴェルの名曲「ボレロ」を披露するが、優雅なメロディーが徐々に崩れていき、意外な最後が待ち受ける。