10月2月からWOWOWプライムでスタートする連続ドラマW『ヒポクラテスの誓い』(毎週日曜日 22:00~ 全5話※第1話は無料放送)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、北川景子、柴田恭兵、尾上松也が出席した。

連続ドラマW『ヒポクラテスの誓い』の完成披露試写会に出席した北川景子

同ドラマは、2009年に『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して作家デビューを果たした中山七里の同名小説をドラマ化した法医学ミステリー。WOWOWの連続ドラマ初登場となる北川景子が初めての医療ドラマにチャレンジし、研修医の真琴役を熱演。北川扮する真琴の、解剖の腕は超一流の天才法医学教授・光崎に振り回されながらも、医者として人間として成長していく姿を描く。

主演の北川は、ドラマでも着用していた白衣姿で登場。「白衣は今回が初めてですが、これでいいのかと思いながら着ていました。柴田さんや古谷一行さんは着慣れていたので、並ぶと様になっていないような気がして恥ずかしいです(笑)」と照れ笑いを浮かべながら、初の医療ドラマに「医療用語も初めてで、今思えば現場で追い詰められている感じがしました。撮影が終わってから完成したものを見た時、こんなに素敵な作品だったんだと達成感を感じましたね」とやり切った様子。また、初共演となった柴田について「解剖のシーンで私が光崎教授に食らいついていくシーンがあるんですが、そういう時に限ってアドリブを。最初は耳を疑いましたね(笑)」と暴露すると、当の柴田は「まったく記憶にありません」ととぼけていた。

ドラマのタイトルにもなっている『ヒポクラテスの誓い』とは、医師の倫理や任務などの宣誓文でもあるが、それにちなみ「俳優としての誓いは?」という質問に北川は「私は自分にその日に出来ることを100%やろうと思っています。ワンシーンワンカットと一生懸命やることは気をつけて守ってやってきたと思います」と回答。続けて「今回の作品で一生懸命演じましたが、柴田さんや先輩方から色々アドバイスをいただいて思ったのは、現場の空気作りや共演者の方々を和ませることに先輩たちは長けていると思ったので、今後はそういったことをテーマにしてやっていければと思っています」と新たな誓いを立てていた。