大日本印刷(DNP)は、3D映像を空中に投影し、あたかも映像が浮いているように見えるプロモーションツールの販売を開始すると発表した。販売開始は2016年10月を予定。価格はカウンターディスプレータイプが30万円、フロアスタンドタイプが35万円。

映像が空中に浮いているような演出が可能

今回、DNPが販売を開始するのは、アスカネットが開発した特殊なプレート「エアリアル イメージング プレートプレート」と映像を映し出すタブレット端末を専用の筐体に取り付けたPOP製品。タブレット端末の映像をこのプレートに投影すると、あたかも空中に映像が立体的に浮いているような演出が可能となり、アイキャッチ性の高いプロモーションツールとして利用できるという。また、センサーを取り付けることで、手の動きに合わせて空中の映像を操作することも可能とのこと。

製品バリエーションは、机などの上に設置する「カウンターディスプレータイプ」と、床にそのまま設置可能な「フロアスタンドタイプ」の2種類。筐体は紙製のため、デザインの自由度が高いオリジナルの印刷が可能なうえ、軽量のため、設置や撤去が容易だとしている。

(左)カウンターディスプレータイプ、(右)フロアスタンドタイプ