KDDIは、30日より法人向けの遠隔作業支援用映像伝送プラットフォーム「VistaFinder Mx Cloud」の提供を開始する。

映像が持つ情報は、他の何よりも正確なもの。細かい配線が絡む作業や操作が難解な機器まで遠隔からライブ映像を使って、遠隔作業支援を行えるのが、「VistaFinder Mx Cloud」。普及しているスマートフォンやタブレット、モバイルPCなどを使って撮影したライブ映像を用いた業務指示や確認をスムーズに行えるプラットフォームとなる。使用ネットワークに合わせた動画圧縮、最適化による安定した接続にAR技術を使った手書き指示など、口頭では時間がかかる指示や確認も確実に素早く行える。

サービスイメージ(同社資料より)

「VistaFinder Mx Cloud」では、同社のクラウドサービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス(KCPS)」を使うことでサーバー構築や運用の必要がなく、システム構築に必要な期間を大幅に短縮(約2週間)、導入費用も抑えられるようになっている。サービスは、海外の現地法人向けにも提供できるため、海を隔てた遠隔地の作業管理も可能となる。