GMOメディアが運営するプリキャンティーンズラボは9月20日、10代の女性を対象とした「スマホアプリに関する調査」の結果を発表した。回答者の年齢は13~16歳がボリュームゾーンで、中高生が約90%。

スマホアプリ、約8割が「課金しない」

半年以内に起動したスマホアプリのジャンルを尋ねると、「ゲーム」が最も多くほぼ全員に当たる99.8%。以下、「SNS」が91.5%、「カメラ・画像加工」が86.0%、「動画」が79.2%、「ミュージック」が73.8%と続いた。

利用しているゲームアプリのタイトルは、「LINE:ディズニーツムツム」が圧倒的に多く69.2%。次いで社会現象にもなった「Pokemon GO」が39.8%となった。

アプリの課金について聞くと、79.5%が「課金することはない」と回答。課金すると答えた人が1カ月に使う金額は、「500円以内」が6.0%で最多となった一方、5,000円以上使う人も1%(「5,001~1万円」0.8%、「1万1円以上」0.2%)いた。

課金をしているか(属性別) プリキャンティーンズラボ調べ

課金状況を属性別にみると、高校生までは「課金する」は15%以下だったのに対し、「専門・大学生」は36.8%と大幅に増加していた。

アプリに課金していることを保護者が知っているかと問うと、「課金していることを伝えている」(63.0%)、「課金していることは伝えていないが知られている」(18.0%)が計8割以上と、保護者の多くがアプリの課金状況を把握していることが判明。同社は「このことから、10代女子が課金に対して慎重であることがうかがえる」と分析している。

調査期間は2016年9月1~7日、有効回答はスマホを利用する10代女性1,397人。