東京都はこのほど、"ライフ"・ワーク・バランス実現に向けた取り組みの一つとして、超過勤務を縮減するための新たな取り組みを開始すると発表した。

東京都、10月中旬から20時消灯へ(画像はイメージ)

20時以降の退庁者は庁舎出口でチェック

主な取り組みの一つとして、2016年10月中旬から「20時完全退庁」を実施。20時以降の完全退庁を目指し、同時刻に退庁を知らせる放送を流すと同時に、全庁を一斉消灯する。20時以降の退庁者については、庁舎出口でチェックして所属部局に伝えるという。

「残業削減マラソン」では、超過勤務縮減率(対前年度)の高い部署を全庁に公開。残業削減の効果を高めるために、各局の自律的・主体的取り組みの強化を図る。具体的には、各局における超過勤務縮減の計画・目標の設定や、モデル職場の指定を予定している。また「都庁超勤対策チーム」(各局政策・総務担当部長)を設置し、定期的に状況確認を行う。

今後は9月中旬から実施準備に入り、10月中旬以降、各取り組みを順次開始するとしている。

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