Q.(恋人関係ではない)異性との食事代はどのようにしたいと思いますか?

異性と2人きりで食事に行った際、会計をどうするかで悩んだ経験はないだろうか。割り勘? おごり? それとも、どちらかが多めに払うべき……? 前回は「恋人関係ではない異性との食事代」に関する女性300人の意見を紹介したが、同じ質問を男性300人にもぶつけてみた。

Q.(恋人関係ではない)異性との食事代はどのようにしたいと思いますか?

1位 割り勘 51.0%
2位 男性側が多めに払う 28.7%
3位 男性側がおごる 19.0%
4位 女性側がおごる 1.0%
5位 女性側が多めに払う 0.3%

Q.その理由を教えてください

■割り勘
・「下心がないことを示すため」(50歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「おごる理由も、おごられる理由もないから」(51歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「女性がおごられるのを嫌がるから」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「おごるメリットが男性にないから」(28歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「男がおごるは古い考えだよ! 今は男も女もないの!」(50歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「お金のトラブルを防ぐためにも割り勘が妥当。どちらかが払うと負い目になりそう」(39歳男性/証券・投資銀行/営業関連)

■男性側が多めに払う
・「異性に対しての優しさだと思うから」(20歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「セコいことをしたくないから」(35歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「古風な考え方かもしれないが男がやっぱり払うもの。割り勘よりちょっと多めが一番双方にとって良好だと思う」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「何となくいいところを見せたいので」(36歳男性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「4割程度は負担していただく、金額が細かくならないよう、例えば、9,200円かかったら4,000円支払ってもらう」(55歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「今後つき合う可能性もゼロではないので、ちょっと多めに出して良いところを見せておく。レジで完璧に割り勘というのもちょっとカッコ悪い気がする」(32歳男性/教育/専門職関連)

■男性側がおごる
・「男だから、が理由で良いと思います」(35歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「こういうときは男が出してアピールする」(37歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「2人だったらみえを張りたいから」(32歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「それで好感度が上がりそうだから」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「付き合ってる深さによる、基本的に男性がおごるのがスジ」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「暗黙のルールのように思うから」(36歳男性/医療・福祉・介護サービス/その他・専業主婦等)

■総評
女性編のアンケートと同様、男性編でも「割り勘派」が5割を超えるという結果に。男女ともに割り勘に対する抵抗感は低いということが分かった。

「男女平等」「それが当たり前」という声が多く、異性であれ、立場は同じであるとのこと。「男性がおごるべき」という風潮に違和感をもつ人も少なくないようだった。また「下心があると思われたくない」という声も散見された。「下手におごったりすると下心ありと思われかねない」ということだったが、裏を返せば、女性にごちそうするか否かは下心が関係しているのかもしれない。

2位は「男性側が多めに払う」(28.7%)。女性編のアンケートと順位は同じだが理由は少し異なるようで、「いろいろな先を見越しての投資」 「万一があることを期待」といったコメントが寄せられた。もちろん女性に対する純粋な気遣いで多めに払ってくれている場合もあるが、見返りを期待した打算である可能性も否めないようだ。

3位は「男性側がおごる」(19.0%)だったが、こちらも「マナーとして」「男がおごるのが当然」といった回答がある一方で、「恩を着せる」「1万分の1の下心だ」といった女性の前では決して言えない本音の声も寄せられていた。

異性との食事代をめぐる男性の本音が垣間みえた今回のアンケート。割り勘派が多い結果となったが、好意を抱いている女性や見返りが期待できそうな女性に対しては多めに払うことや、全額おごることもあるよう。女性にとっては、男性の気持ちを探るひとつのバロメーターになりそうだ。

調査時期: 2016年8月2日~4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません