賃貸管理会社の東急住宅リースと、情報・通信事業者のイッツ・コミュニケーションズ、IoTを活用したスマートライフ事業を展開するConnected Designの東急グループ3社は、2016年9月~2017年1月の予定で、スマートロックの実証実験を行うと発表した。

実証実験では、横浜市青葉区にある東急住宅リースの管理賃貸住宅の一部の空室に、イッツコムが提供しているスマートロック(電子錠)を設置し、コネクティッド・デザインが開発したIoT機器を管理するシステム「Connected API」を用いて、遠隔操作により空室のスマートロックの開閉を行う。

実証実験のイメージ

東急住宅リースは今後、スマートロックの開閉を顧客自ら行うことができる内覧予約時間と連動した時限式の鍵の試行操作などの動作検証も予定している。

また、「インテリジェントホーム」ではスマートロックの他に、センサーやカメラ、家電コントローラーなどのIoT機器を入居者の要望に応じて設置することができ、子どもの帰宅をメールでお知らせ機能や、高齢者の見守り機能、ペットの様子を外出先から閲覧できる機能、外出先からエアコンや照明のオン・オフなどをコントロールできる機能など、各機器を連携させて利用することで入居者のニーズにあった利用が可能となるという。