厚生労働省は9月13日、「百歳高齢者表彰」の対象者数を発表した。同省によると、今年度中に100歳に到達(見込み含む)し、9月15日の「老人の日」に存命である人は3万1,747人だった。

今年100歳を迎える人が最も多い都道府県は?

「百歳高齢者表彰」の対象となる高齢者は、2016年9月1日現在で3万1,747人(前年度比1,368人増)となった。このうち、国内男性が4,448人(同9減)、国内女性が2万7,222人(同1,371増)、海外在留邦人の男性が21人(同0増)、海外在留邦人の女性は56人(同6増)だった。

都道府県別では、東京都が2,784人と最も多く、神奈川県の1,732人、大阪府の1,665人と続いた。

100歳高齢者表彰の対象者

また、100歳以上の高齢者の数は6万5,692人で、そのうち女性は5万7,525人(全体の約88%)だった。

「百歳高齢者表彰」は、100歳を迎える高齢者の長寿を祝い、多年にわたり社会の発展に寄与してきたことに感謝するとともに、広く国民が高齢者福祉についての関心と理解を深めることが目的。

1963年に100歳以上の高齢者に初めて贈呈して以来、9月15日の「老人の日」の記念行事として100歳を迎える高齢者に内閣総理大臣からのお祝い状と記念品を贈呈している。