博報堂は、ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型デバイス「Pechat(ペチャット)」の先行販売を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて開始した。一般販売は2016年12月を予定。販売予定価格 4,990円のところ、同サイトでは15%OFFとなる4,240円で購入できる(本稿執筆現在)。

ボタン型デバイス「Pechat」

「Pechat」は、 ぬいぐるみにつけてスマートフォンから専用アプリ(無料)を操作することで、あたかもぬいぐるみが喋っているように感じさせることのできる、ボタン型スピーカー。

文字を入力するとセリフの候補が表示される「セリフ候補出し機能」をはじめ、入力した文字を音声合成技術で読み上げる「文字でおしゃべり」、吹き込んだ声を可愛い声に変換しておしゃべりする「声でおしゃべり」、200以上のセリフをカテゴリーごとに選べる「セリフリスト」、一覧から歌やお話を選べる「うたリスト・おはなしリスト」、声に反応して自動であいづちやおうむ返しをする「おまかせモード」などの機能を備え、親子のコミュニケーションや読み聞かせによる知育、情操教育など、子育てのさまざまなシーンで活用できる育児アイテムとなっている。

「Pechat」は、子育てのさまざまなシーンで活用できる

本体サイズは直径45mm×奥行21mm、重さは約30g。通信方法は2.4GHz無線接続で通信距離は最大半径10m(障害物がない場合)。バッテリーはリチウムイオン電池で連続使用時間は約1.2時間、連続待受時間は約30時間。

なお、クラウドファンディングサイト「Makuake」のプロジェクトページでは、11月14日まで目標金額50万円でクラウドファンディング中だが、目標金額に達しない場合でも製品を受け取れる「All in」方式のため、支援を申し込んだ時点で同製品の購入となる。

直径45mm×奥行21mm、重さは約30gと小さい

支援コースは、本稿執筆時点で、Pechat 1個が15%OFFとなる4,240円コース、Pechat 2個が20%OFFとなる7,980円コース、Pechat 5個が30%OFFとなる1万7,450円コースが用意されている(売り切れの場合あり)。