ネクストは9月14日、「住まいの購入失敗談に関する調査」の結果を発表した。調査は8月10日、事前調査で「過去5年以内に、注文住宅、新築分譲一戸建て、新築分譲マンションのいずれかを購入した」と回答した720人を対象にインターネットで行われた。

購入した住まいの周辺環境に関して不満に思うこと

購入した住まいの周辺環境に関して不満に思うことを聞くと、1位「駅までの距離が遠い」(21.4%)、2位に「買い物が不便」(12.6%)、3位に「駅周辺が栄えていない」(10.4%)と生活利便性に関する不満が上位に並ぶ結果になった。住まいのタイプ別に見ていくと、この結果は新築分譲マンションよりも新築一戸建て、注文住宅購入者に多かった。

購入のタイミングが2014年4月の消費税増税前後の人の満足度を比較すると、増税前に購入した人も増税後に購入した人も、それぞれ9割前後が「タイミングが良かったと思う」と回答する結果になった。

住まい購入のタイミングが2014年4月の消費税増税前後の人の満足度

住まいのタイプ別に後悔していることを聞いたところ、分譲マンション購入者では1位が「もっと他の部屋も検討すればよかった」(10.7%)、対して分譲一戸建ての購入者が後悔していること1位は「事前に隣人やご近所の人について確認すればよかった」(9.0%)で、一戸建てではマンションよりも近所付き合いの重要度が高い傾向がうかがえた。注文住宅では、1位「事前に住まいのイメージをもっと入念に確認すればよかった」(23.8%)に票が集まった。

マンション購入者の後悔していることランキング

分譲一戸建て購入者の後悔していることランキング

注文住宅を建てた人の後悔していることランキング