ヴォーカーズは9月13日、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」に寄せられたクチコミをもとにまとめた「30歳で年収1000万円が狙える企業」を発表した。

「30歳で年収1000万円が狙える企業」には、広告、テレビ局、総合商社、銀行・保険、投資・証券、IT、メーカー、シンクタンク/コンサルティング業界の企業が含まれている。

「30歳で年収1000万円が狙える企業 資料:ヴォーカーズ

今回の調査からわかったことしては、「広告・テレビ局は残業の多さと給与が比例する」「総合商社、銀行・保険は年功序列で1000万円に到達する」「投資・証券は成果主義で、30歳で3000万円を超える場合もある」といったことが挙がっている。

電通の制作・営業に携わる男性からは、「新卒入社9年目、31歳、営業職、年収1080万円。給与制度の特徴:給与が良いと巷では言われているが、その大部分が残業代によって構成されている。平均で50時間~、多い月では120時間以上残業する月もある」といったクチコミが寄せられている。

三井物産のコーポレート担当の女性からは、「0歳 担当職、役職なし 年収1000万。主に年功序列。海外勤務経験有無は給与に関わる。住宅費は地方の方が優遇される傾向にある。ベースアップは大きい。ただ、景気によって賞与が大きく変わるため、年収に関わってくる。会員制のホテルが利用できるなど福利厚生は整っている」といったクチコミが寄せられている。

マッキンゼー・アンド・カンパニーのアソシエイト担当の男性は「中途30歳 年収1000万~。他業界と比べても、コンサルティング業界のなかでも高い水準にある。パートナーまでいけば数千万は固いが、なかなかそこまで残れる人はいない」といったクチコミを寄せている。