Q.年収は1,000万円以上ありますか?

「年収1,000万円」は多くのビジネスパーソンの分かりやすい目標であり、夢ではないだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女500名のうち、年収が1,000万円以上ある人に、年収アップのために努力したことはあるか聞いてみた。

Q.年収は1,000万円以上ありますか?

はい 12.6%
いいえ 87.4%

Q.年収を上げるために努力したことはありますか?

はい 81.0%
いいえ 19.0%

Q.(「はい」と回答した人)それはどんな努力ですか?

■頑張り続ける
・「遮二無二働く」(41歳男性/通信関連/営業関連)
・「夜も寝ずに仕事をした」(37歳男性/サービス/公共サービス関連)
・「残業をしまくった」(44歳男性/ホテル・旅館/販売・サービス関連)
・「営業成績を上げ評価アップにつなげた」(56歳男性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)
・「就職活動、昇進に向けた自己犠牲」(50歳男性/生命保険・損害保険/IT関連技術職)
・「特別手当増加のため売り上げ増加の努力をした」(65歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)

■こんな努力も
・「昇進試験に頑張る」(47歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「ひたすら上司と飲みに行く」(34歳男性/インターネット関連/営業関連)
・「給料をあげるために転職した」(51歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)

■スキルアップ
・「資格の取得」(27歳男性/農林・水産/技能工・運輸・設備関連)
・「資格取得、忙しくても研修を受講しスキルアップ(会社負担)、自己負担でビジネススクール」(51歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「英語を勉強した」(46歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「経営学を学んだ」(34歳男性/繊維/IT関連技術職)

■副収入
・「株の勉強をした」(54歳男性/専門店/営業関連)
・「投資の勉強」(40歳女性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「不動産投資をしている」(52歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「他人に流されずリスク分散」(25歳女性/その他/営業関連)
・「アルバイト」(60歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■成功に必要なものとは
・「地道にがんばる」(43歳男性/その他メーカー/その他・専業主婦等)
・「我慢強いこと」(25歳女性/その他/営業関連)
・「周囲の意見をよく聞くことです」(69歳男性/輸送用機器/その他技術職)
・「オリジナリティのある企画」(24歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「誰よりも新しいことをするように心がけた」(34歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「ひたすら成功することだけを考えてきた」(27歳女性/ゲーム関連/販売・サービス関連)
・「日々一歩でも前進するため努力」(50歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)

■総評
年収が1,000万円以上「ある」と答えた人は全体の12.6%だった。その多くの人が、地道な「努力」と「勉強」の必要性を回答で語ってくれた。

まずは、なんといっても目の前の仕事を頑張ること。朝も夜もなくがむしゃら働き、残業、昇進試験、営業成績や売り上げ増加アップのために身を粉にした結果の年収1,000万円、と答えた人が目立った。「上司と飲みに行く」「給料をあげるために転職」なんて方向で努力した人もいるようだ。

手っ取り早い収入アップの方法としては「資格取得」が効果的かもしれない。研修やビジネススクールに通い、英語や経営学を学んで、スキルを意識的に高めていくことも必要だ。アンケートでも「周囲の人よりお金を使っているもの」として、「英語のテキスト」「書籍」「勉強代」など、自身のスキルアップのためにお金を使う人が多いことが分かった。

年収1,000万円のために必要なものとして、「周囲の意見をよく聞く」「誰よりも新しいことをする」「成功するイメージ」「我慢強さ」など、メンタル面を挙げる人も多かった。言うは易し行うは難し、年収1,000万円を目指す人は、この成功者たちのアドバイスを参考に、今日から早速自分なりに実践を始めてみよう。

調査時期: 2016年8月23日~24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性374名 女性126名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート