三菱東京UFJ銀行は9月12日、公式スマートフォンアプリ「スマート口座開設」をリリースし、全国の本支店にて印鑑レス口座の取り扱いを開始した。

「スマート口座開設」申し込みの流れ

この運転免許証または個人番号(マイナンバー)カードの撮影および必要事項の入力で、三菱東京UFJ銀行の普通預金口が申し込める。一部のアンドロイド端末では、端末のNFC(近距離無線通信規格)機能を活用し、運転免許証のICチップを読み取り、アプリ上へ名前・住所・生年月日の入力をサポートするという。

申し込み受付完了後に御礼メールが送信され、口座開設完了後、「お取引内容確認書」とカードが郵送される。ICキャッシュカード、三菱東京UFJダイレクト契約カードは、申し込み受付完了後、1~2週間程度で発送するとのこと。

アプリから申し込む口座は、印鑑の届け出が不要な「印鑑レス(印鑑不要)口座」。店頭での取引はICカード認証を利用するほか、メールオーダー(郵送)取引では、三菱東京UFJダイレクト(インターネットバンキング)上で、利用者の取引意思を確認する。全国の本支店窓口での取引に対応した印鑑レス口座は、日本の銀行初の取り組みとなるという。

カブドットコム証券の口座開設も同時に申し込める

「スマート口座開設」カブドットコム証券の利用方法

また20歳以上は、三菱UFJフィナンシャル・グループのネット専業証券会社であるカブドットコム証券の口座開設も「スマート口座開設」で同時に申し込める。

このサービスを使えば、印鑑や署名が不要なため口座開設の申し込みをネット上で完結することができ、氏名・住所等の入力や本人確認書類の提出も一度で済む。