テックビューロとCAMPFIREは9日、事業提携を発表した。クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にビットコイン決済や独自の仮想通貨(トークン)による投げ銭機能などを順次実装していく。

今回の事業提携は、テックビューロの仮想通貨による決済技術とCAMPFIREのプラットフォームを融合することを目的として結ばれた。その背景には、クラウドファンディングが普及し、参加の敷居が下がりつつある中、個人が少額から、簡単にキャンペーンへ参加可能な決済インフラの需要が高まっていることが挙げられている。

その取り組みの一つとして、CAMPFIREではテックビューロの仮想通貨(トークン)発行支援サービス「Zaica」を利用して独自のトークンを発行。これによって支援者への還元や、同技術を使った会員権およびチケットを販売するキャンペーンの実施を検討している。

加えて、CAMPFIREにテックビューロの仮想通貨決済「Zaif Payment」を実装することにより、ユーザーは登録の手続きを行わず、ビットコインなどの仮想通貨で少額の支援を行うことが可能になるとのこと。また、テックビューロが運営するビットコイン取引所Zaifにて、CAMPFIREトークンの取り引きを開設する予定となっている。