JR東日本・JR西日本は9日、両社が連携して展開する「美味しさ五ツ星。北陸新幹線キャンペーン」に合わせ、東北・北陸新幹線仙台~金沢間で旅行商品専用の直通列車を運転すると発表した。11月7・8日に運行され、両日ともにE7系を使用する。

東北・北陸新幹線仙台~金沢間直通列車はE7系を使用して運転される

通常、新幹線を利用して東北から北陸へ行く際は大宮駅での乗換えが必要で、東北・北陸新幹線を直通する旅客列車の運行は今回が初だという。

11月7日の往路は仙台駅10時36分発・金沢駅14時30分着、8日の復路は金沢駅17時26分発・仙台駅21時34分着で運行され、ともに途中の福島駅・郡山駅・黒部宇奈月温泉駅・富山駅・新高岡駅に停車することが発表されている(時刻は変更される場合あり)。大宮駅での乗換えがなくなり、東北から北陸へスムーズな移動が可能となる。

使用車両のE7系は北陸新幹線「かがやき」「はくたか」などで活躍しており、東北新幹線を走る姿が見られる貴重な機会に。11月7・8日の仙台~金沢間直通列車は旅行商品のみの発売で、JR東日本グループのびゅうトラベルサービスをはじめ、旅行会社9社で発売予定とのこと。旅行商品の詳細は各旅行会社から改めて発表される。