ゆりかもめは10月1日にダイヤ改正を行い、始発列車の発車時刻を繰り上げる。これを受けて東京メトロ有楽町線も10月26日にダイヤ改正を実施。有楽町発新木場行の始発列車を新たに設定し、豊洲駅でゆりかもめの始発列車に接続する。

ゆりかもめと東京メトロ有楽町線が10月に相次いでダイヤ改正を実施

ゆりかもめのダイヤ改正は混雑緩和と利便性向上を目的に実施。平日朝7~9時台に新橋発の列車が3本、豊洲発の列車が6本増発される。土曜・休日の日中時間帯の運転間隔も短縮され、現行の5分間隔から4分間隔に変更される。平日ダイヤ、土曜・休日ダイヤともに早朝・夜間の列車も増発。始発列車の発車時刻も繰り上げられ、新橋発豊洲行の始発列車は新橋駅5時45分発(15分繰上げ)、豊洲発新橋行の始発列車は豊洲駅5時15分発(26分繰上げ)、有明発新橋行の始発列車は有明駅5時15分発(15分繰上げ)となる。

東京メトロ有楽町線では、ゆりかもめのダイヤ改正に合わせて有楽町駅5時1分発・豊洲駅5時9分発・新木場駅5時14分着の始発列車を増発。現行の新木場行の始発列車(池袋駅5時0分発・有楽町駅5時19分発・豊洲駅5時27分発・新木場駅5時32分着)より18分繰上げとなり、豊洲駅を5時15分に発車するゆりかもめの始発列車にも接続する。

有楽町発新木場行の始発列車が新たに設定されることで、池袋駅4時25分発のJR山手線外回り始発列車、大崎駅4時30分発のJR山手線内回り始発列車、蒲田駅4時24分発のJR京浜東北線始発列車(大宮行)から有楽町駅で乗換え可能に。ゆりかもめ・東京メトロ有楽町線がダイヤ改正を行う10月以降、早朝時間帯の東京臨海エリアの利便性が向上する。