ジネコは9月8日、不妊治療の実態調査の結果を発表した。調査は7月5日~22日、不妊治療経験者を対象にインターネットで行われ、796件の有効回答を得た。

これまでにかかった不妊治療の費用

不妊治療経験者のうち、27%が妊娠、体外受精による妊娠は32.5%だった。体外受精で妊娠した人の約6割が3回までの治療で妊娠。体外受精で妊娠した人の9%は、10回以上治療を行っている。

これまでにかかった不妊治療の費用を聞くと、「50~100万円」(15%)、「100~150万円」(13%)、「150~200万円」(11%)、「~10万円」(10%)、「10~20万円」(9%)の順で多かった。100万円以上の治療費かかった割合を合計すると55%にのぼった。

不妊治療を開始した年齢は、平均33.1歳。4年前の調査より1歳若くなっていた。