ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は7日(米国時間)、米国・ニューヨークで「PlayStation Meeting」を開催。従来モデルから小型・薄型化した新「PlayStation 4」を発表した。9月15日に発売し、価格は税別29,980円。

新「PlayStation 4」

新「PlayStation 4」は、本体の構造を見直し、新たに設計された小型筐体を採用。初期モデル(CUH-1000シリーズ)、現行モデル(CUH-1200シリーズ)と比較して、30%以上小型化したという。また、軽量化と消費電力の削減も実現する。

新たなフォームウェアによって、同日に発表された上位版「PlayStation 4」である「PlayStation 4 Pro」と同様にHDR(High Dynamic Range)をサポート。映像本来の明暗部や広い色幅を再現するという。HDR対応テレビと接続することで、HDR対応ゲームをはじめとするさまざまなコンテンツに対して、自然かつ鮮やかなコントラストで映像を出力できるとしている。

プロセッサは変わらず、"Jaguar"コアベースの8コアCPUと1.84TFLOPSのRadeon graphicsを統合したAMD製チップ。グラフィックスメモリはGDDR5 8GB。ストレージは500GBと1TB。光学ドライブはブルーレイディスクドライブ(読み出し専用)。

通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0(LE)。インタフェースはHDMI×1(HDR対応)、USB 3.1 Gen1×2、AUX×1。本体サイズはW265×D39×H288mm。重量は約2.1kg。