カシオ、180度の全天周撮影が可能な「EX-FR200」を9月16日に発売

カシオ計算機は、デジタルカメラ「エクシリム Outdoor Recorder」の新製品「EX-FR200」を、9月16日に発売すると決定した。価格はオープンで、推定市場価格は65,000円前後(税込)。

EX-FR200は、カメラ部とコントローラー(液晶モニター)部が分離・合体するセパレートスタイルのアウトドアカメラだ。円周魚眼レンズを採用し、焦点距離は35mm換算で13.4mm、F2.8となっている。

撮影モードは4種類搭載し、「全天周撮影モード」では1回のシャッターで周囲180度の範囲を撮影可能。「パノラマ撮影モード」では、レンズを上向きにして撮ることで、360度のパノラマ映像を生成できる。「超広角撮影モード」では、撮影範囲から中央部分をトリミングし、対角208度の超広角撮影が可能。「全天球映撮影モード」では、カメラ部を2台同時に使うことで水平・垂直360度の天球撮影が行える。

IPX8/IPX6の防水性能とIP6X相当の防塵性能を持ち、耐衝撃および落下強度は1.3m、耐低温仕様は－10℃。通信機能は無線LAN(カメラ部)とBluetooth 2.1。バッテリーは専用リチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約260枚(カメラ部単体動作で約265枚)、全天周動画実撮影時間は約1時間。

本体サイズはカメラ部がW60.9×D40.7mm、重量が約100g(メモリーカードを含む、ヒンジユニット除く)、コントローラー部がW59.2×D19.4×H86.7mm、重量が約103g、合体時がW60.9×D46.2×H154.8mm、重量が約238g、(メモリーカードを含む、ヒンジユニットを含む)。

同時に、カメラ部単体の「EX-FR100CA」「EX-FR200CA」も発売する。推定市場価格(税込)は「EX-FR100CA」が35,000円前後、「EX-FR200CA」が50,000円前後。