キヤノンは9月7日、「Satera」シリーズの新製品として、ビジネス向けA4モノクロレーザー複合機5機種を9月15日に発売すると発表した。

新製品は、コピー、プリント、ファクス、スキャンの4つの機能を提供する「Satera MF249dw/MF245dw/MF236n」、およびコピー、プリント、スキャンの3つの機能を備えた「MF244dw/MF242dw」。

MF249dw

MF245dw

MF236n

MF244dw

MF242dw

「Satera MF249dw」は、ローエンド機で初めて「SEND Lite」に対応。スキャンデータを共有フォルダーに直接保存、またはEメールに添付して送信できる機能を新たに搭載。また、新製品5機種はいずれも、スキャンデータをEvernote やDropboxなどのクラウドサービスに直接アップロードできる。

さらに、新製品は「ダイレクト接続」の機能を新たに搭載することで、Wi-Fiルータを介することなく最大5台のAndroidとiOS搭載のモバイル機器と直接接続し、ワイヤレスでのプリント/スキャンができる。

そのほか、複合機がファクス受信したデータをPCやモバイル機器で印刷前に確認し、不要な受信データを削除できる「見るだけFAX」機能を「Satera」シリーズの複合機として初めて搭載している。

印刷速度は、「Satera MF236n」が毎分23枚、その他の機種は毎分27枚(両面印刷対応)。インタフェースは、USB 2.0は共通で、「Satera MF236n」が100Base-TX/10Base-T、その他は100Base-TX/10Base-T/IEEE802.11 b/g/n。