初代「PCキューハチ」や「PC-100」が、国立科学博物館の未来技術遺産に

NECの16ビットパーソナルコンピュータ「PC-9801」および「PC-100」が、国立科学博物館が主催する2016年度重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に登録された。

PC-9801

未来技術遺産は、国立科学博物館が2008年度から実施している登録制度。「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」、および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図ることを目的とする。

今年度登録を受けた「PC-9801」(1982年発表)は、1980年代後半から10年以上にわたり普及した「98」シリーズの初代機。グラフィックスコントローラLSI「μPD7220」で高速化した640×400ドットの8色カラー画面と、16ビット外部バスを搭載し、高速な処理を実現。オプションのJIS第一水準漢字ROMの搭載で漢字処理にも対応したPCだ。

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PC-100

また、「PC-100」(1983年発表)は、マウスによるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)の搭載が特徴のPC。絵と文字を同時に扱える、720×512ドットの縦横切り替え可能なディスプレイを標準で装備したほか、ワードプロセッサや表計算のアプリ間連携など、現代では一般化している設計方針や技術を量販品で実現した。

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