ASUSTeK Computerは2日、グラフィックスカード「ROG STRIX」シリーズとして、AMD Radeon RX 480などを搭載するグラフィックスカード3モデルを発表した。9月3日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込20,500円前後から。

ROG STRIX-RX480-O8G-GAMING

ROG STRIX-RX480-O8G-GAMING

「ROG STRIX-RX480-O8G-GAMING」は、AMD Radeon RX 480を搭載するグラフィックスカード。店頭予想価格は41,000円前後(税込)。ゲーマーやオーバークロッカー向けに特別に設計されたモデルとなっている。

冷却システムは、ヒートパイプをGPUに密着させたトリプルファン構成の「DirectCU III」クーラーを搭載。ファンには低い回転数でも十分な冷却効果がある「ウイングブレードゼロノイズファン」を採用する。GPUの温度が低いときにはファンを停止する機能も搭載するので静音性も高い。

ファン周りと裏側のR.O.GのロゴはLEDにより発光可能。付属ソフトを使うことで、GPU温度に応じて発光色を変更したりなど発光を制御できる。基板上の各部品は独自カスタマイズの「Super Alloy Power II」で構成。

ソフト面ではリアルタイムでのハードウェアモニタリングとオーバークロックが行える「GPU Tweak II」に対応。ゲーム画面をリアルタイムでインターネット配信できる「XSplit Gamecaster」のPremiumライセンス(1年間)が付属する。

主な仕様は、コアクロックが1,310MHz、ストリーミングプロセッサ数が2,304基、メモリクロックが8,000MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×2、HDMI(1.4)×2、DVI-D×1。補助電源は8ピン×1。本体サイズはW298×D134×H40mm。

ROG STRIX-RX470-O4G-GAMING

ROG STRIX-RX470-O4G-GAMING

「ROG STRIX-RX470-O4G-GAMING」は、AMD Radeon RX 470を搭載するモデル。店頭予想価格は31,000円前後(税込)。

冷却システムがデュアルファン構成の「DirectCU II」クーラーに変更されており、LEDによる発光は表側のR.O.Gロゴ部分のみ。「XSplit Gamecaster」のライセンスは14日間。

主な仕様は、コアクロックが1,260MHz、ストリーミングプロセッサ数が2,048基、メモリクロックが6,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW241×D130×H41mm。

そのほかの仕様は「ROG STRIX-RX480-O8G-GAMING」とほぼ共通。

ROG STRIX-RX460-O4G-GAMING

ROG STRIX-RX460-O4G-GAMING

「ROG STRIX-RX460-O4G-GAMING」は、AMD Radeon RX 460を搭載するモデル。店頭予想価格は税込20,500円前後。

主な仕様は、コアクロックが1,236MHz、ストリーミングプロセッサ数が896基、メモリクロックが7,000MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW193×D119×H36mm。

そのほかの仕様は「ROG STRIX-RX470-O4G-GAMING」とほぼ共通。