ネットギアジャパンは9月2日、10GBASE-Tを2ポートと最新のサーバ向けCPU、大容量メモリを搭載した2Uラック型NAS「ReadyNAS 4312X」「ReadyNAS 4312S」「ReadyNAS 3312」と、デスクトップ型NAS「ReadyNAS 626X」「ReadyNAS 526X」の18機種を同日より販売開始した。

「RR4312X」

「ReadyNAS 626X」

ReadyNAS 4312Xは10GBASE-Tポートを2基、ReadyNAS 4312Sは10G SFP+スロットを2基、ReadyNAS 626XとReadyNAS 526Xは10GBASE-Tポートを2基搭載している。いずれの機種も、2つの10Gポートを束ねるリンクアグリゲーション機能により、最大20Gbpsの高速通信と片側のポートが故障しても通信を継続できる冗長化がなされている。

また、ReadyNAS 4312XとReadyNAS 4312S、ReadyNAS 3312はインテル Xeonクアッドコアプロセッサと16GB DDR4 ECCメモリ(ReadyNAS3312は8GB)、ReadyNAS 626X』はXeon クアッドコアプロセッサと8GB、『ReadyNAS 526X』はPentium デュアルコアプロセッサと4GB DDR4 ECCメモリを搭載している。

最新のプロセッサと大容量メモリ、10Gイーサーネットのアグリゲーションにより同時接続数160を実現しており、いずれの機種もメモリは64GBまで拡張可能となっている。そのほか、実施回数無制限のスナップショット、長期間アクセスのないファイルも保護するビットロットプロテクション機能、無償で使用可能なリモートリプリケーション機能なども備えている。

価格はいずれも税別でラックマウント型の「RR4312X3」が128万円、「RR4312X4」が152万円、「RR4312X6」が222万円、「RR4312S3」が124万円、「RR4312S4」が148万円、「RR4312S6」が218万円、「RR3312G2」が110万円、「RR3312G3」が118万円、「RR3312G4」が138万円、「RR3312G6」が198万円。

また、デスクトップ型の「RN626X00」が27万円、「RN626XE3」が64万円、「RN626XE4」が78万円、「RN626XE6」が98万円、「RN526X00」が20万円、「RN526XE3」が52万円、「RN526XE4」が64万円、「RN526XE6」が88万円となる。