投球する渡辺航。 ©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルSB製作委員会

「弱虫ペダル」の渡辺航が、本日9月1日に千葉・QVCマリンフィールドで行われた千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズ試合開始前のファーストピッチセレモニーに登場した。

これは「弱虫ペダル」主人公の小野田坂道らが所属する総北高校が、千葉県にあるという設定をきっかけに実現したキャンペーン「アニメ『弱虫ペダル』×千葉ロッテマリーンズコラボイベント ~千葉に熱気が走る3日間~」の一貫として行われたもの。

渡辺は試合開始前のトークショーにも参加。総北高校の所在地が千葉県である理由を司会に問われた渡辺は「秋葉原に自転車で通う少年がロードレースに目覚めていくというストーリーにするときに、埼玉や神奈川から秋葉原に通うとなると、池袋とかを通るのはルート的に大変。秋葉原にダイレクトに行けて走りやすいところは、ちょっと田舎の千葉しかない。あとは自分も千葉在住なので」と明かした。同じくライバルの箱根学園が神奈川にあることの理由について「なんか強そうだなっていうイメージで(笑)」と述べ、「千葉から見た神奈川って強そうですもんね」と司会の共感を得ていた。

また司会から「野球はお好きですか?」と聞かれた渡辺は「あ、あのー、優勝決定戦とか大きな試合は見るんですけど……すいません」と素直な気持ちで告白し、会場の笑いを誘う。ファーストピッチセレモニーについては「練習はしてきたんですけど、キャッチボールと違ってバッターが立つとまた感覚が違うんでビビってます(笑)」と心境を告白しつつ、自分を追い込むかのように「バッシーン!とストライクを決めるので、応援お願いします」と意気込み、会場から拍手を受けた。

マリーンズのスターティングメンバー発表は、アニメ「弱虫ペダル」で小野田坂道役を務める山下大輝、巻島裕介役を務める森久保祥太郎が担当。2人で交互に名前を選手名を読み上げ、会場を盛り上げた。続いて呼び込まれた渡辺は総北高校のサイクルジャージ上下を着用して登場し、ロードバイクでマウンドに向かう。そして緊張の面持ちで投げたボールは見事ノーバウンドでキャッチャーに届き、歓声を浴びる。渡辺はバックステージに戻ったあと、ピッチングが成功したことに対し安堵の表情を見せていた。

©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルSB製作委員会