ジャストシステムはこのほど、「スマホ乗り換えに関する実態調査」の結果を発表した。調査は8月26日~29日、スマートフォンを所有する全国の20歳~69歳の男女1,076名を対象に、インターネットで行われた。

「乗り換えを検討しているキャリア」

はじめに、今後3カ月以内のスマートフォン乗り換え意向(機種変更を含む)について尋ねたところ、25.3%が乗り換えを「検討している」と回答した。

そこで、乗り換えを検討しているキャリアについて尋ねたところ、「3大キャリア(NTTドコモ/ ソフトバンク/ au)からその他の事業者(MVNO)に乗り換えを検討している」人は24.2%という結果に。一方、「キャリアを変える予定はない」と答えた人は64.1%、「MVNOから3大キャリアへの乗り換えを検討している」と答えた人はわずか4.8%だった。

また、直近3ヶ月以内に乗り換え(機種変更を含む)を行ったiPhoneユーザーのうち、26.4%が「3大キャリアからMVNOに乗り換えた」ことがわかった。一方、「キャリアは変えなかった」人は55.6%、「MVNOから3大キャリアに乗り換えた」人は8.3%だった。

今後3ヶ月間以内に、スマートフォンの乗り換え(機種変更を含む)を行う予定がない人にその理由を聞いたところ、「2年縛りなどの制約があるから」と答えた人が48.6%で最も多く、次いで「現在の端末に満足しているから」(37.4%)、「手続きが面倒くさいから(21.8%)だった。

現在、2年縛りで契約をしているため、今後3ヶ月はスマートフォンは乗り換えない(機種変更を含む)と答えた人のうち、「2年縛りで契約したことを正直、後悔している」人は7.0%、「2年縛りで契約したことを後悔まではしていないが、不満に思う」人は54.7%となった。